本当の「買い時」の見極め方

Q:今、不動産は買い時だと思いますか?

ポイント
買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせた32.7%が「買い時」と回答した。一方、「買い時だと思わない」の回答は44.4%と増加傾向にある。
消費増税をはじめとしたさまざまな影響により、買い時ではないと考える人が増えてきている。
Q:買い時だと思う理由は何ですか?(3つまで)

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上記アンケート結果で、特筆すべき4つのポイント
- 住宅ローン金利の影響と動向
- 様々な優遇税制
- 住宅価格の動向
- 消費税増税後の需要喚起政策
ポイント
消費増税や住宅金利、優遇税制など、お金にまつわる話に注目が集まる一方で、住宅価格については注目度が下がっている傾向にある。
住宅の買い時を見極める4つのポイント!
金利の影響
Q:住宅ローンの利息はいくらでしょうか?
以下は、借入金額:2,500万円 借入期間:35年 適用金利:2.475%(35年間変動なしとして算出)
返済方式:元利均等返済で支払った場合のローンシミュレーションとする


Q:昨今の「金利」はどの様な状況でしょうか?
押さえておきたい3つの金利(優遇金利適用前の変動金利)
8.5%(35年間の最高金利)
4.5%(35年間の平均金利)
2.475%(2020年5月現在)

出典:住宅金融支援機構【フラット35】HPより
A:バブル崩壊後、25年間は歴史に残る超低金利状態です
Q:金利が上昇するとどうなりますか?
2,500万円の借入をした場合
以下は、借入期間:35年 返済方式:元利均等返済で支払った場合を想定する

A:同じ借入額でも、支払い総額が285万円変わります
毎月の支払額を同程度に押さえる場合
以下は、借入期間:35年 返済方式:元利均等返済で支払った場合を想定する

A:借入額の減少に伴って、建物が狭くなったり、設備・仕様をグレードダウンしなければません
ポイント
金利がたった0.5%上昇するだけで、支払額、借入額に大きく影響します。