すぐ人に教えたくなる「収納術」

家づくりにおいてほとんどの人が重視したいと答えた「収納」
しかし建築後の不満の第1位が「収納」なんです。
家づくりにおいて、収納にこだわりたい人は多いと思います。
特にお子様のいらっしゃる家庭では年々、物が増えていきますし
物に対して、収める場所がないとせっかくの新築が片づけられずに散らかってしまいます。
そんなこだわりの収納。
間取りを決める時によーく考えたのに、
いざ住んでみると後から後悔する方が多いそうです。
そこで今回は失敗しない収納作りについて、
知っておきたいポイントをご紹介いたします!
家づくりで最も重視するのに、建築後の不満第1位!?
なぜ重視していたはずの収納で失敗してしまうのか?
1番の理由は、「必要な場所に必要な量の収納を確保できていない」事です。
収納量も大事ですが、どこに収納を配置するかと言うこともおさえておかないといけません。
極端な事を言えば、リビングでの使用頻度が高い掃除機ですが、収納場所が2階の納戸しかない!
とになると、わざわざ2階まで取りに行かなくてはいけません。
最終的には面倒になり、出しっぱなしに…なんてことになりかねません。
この様に大きな収納を一か所に設けると実際に使用する場所から離れわざわざ取りに行く事になるので使い勝手が悪く感じられます。
どこにあれば一番使い勝手が良いのか?
検討していく事が重要です。
場所別の収納のポイントを4つ公開!
リビング収納
リビングは子どもが成長できる「片付け」をしたくなる仕掛け作りをすることで、子どもの成長にも繋がります。
子どもが使いやすい、低い収納
こどもの手が届く距離に収納を。 例えばキッチンカウンター下に本棚や収納を設置すると、こどもも使いやすく、お片付けの習慣がつきます。

片づけると成長できる

キッチン収納
収納棚のタイプと適切な収納場所の把握が大切です。

1.戸棚タイプ
勝手口の近くに収納を設置すれば、買い物後の収納もスムーズです。

2.ウォークインタイプ
片付けしやすく取り出しやすい。
収納の容量もたっぷりです。

3.ウォークスルータイプ
ユーティリティの動線上に設置すれば、通り抜けの際にも使えて機能的です。

キッチンの奥に食品庫を作っておけば日持ちする缶詰やレトルト食品を買い置きでき、忙しいママの非常手段として活用できます。
キッチン収納術
キッチンに立って一番出し入れしやすいのが目の高さ。

「目の高さ」で収納場所を選びましょう。
使用頻度の高い調理器具や壊れやすいものは目線の高さがおすすめです。
玄関・外回り収納
「玄関に何を置きたいか」「何足収納したいか」から逆算して、まず考えましょう。

1.大容量収納
大容量ですっきり収納。引き出しを設置すると、靴のお手入れ用品やはんこも置けて意外と便利です。

2.ウォークインクローゼット
靴はもちろん、ベビーカーやサッカーボール、ゴルフバッグにスノーボードとコンパクトなものから高さのあるものまでなんでも収納できます。

3.ニッチのある玄関
住まいの顔と言われる玄関。ちょっとしたインテリアなどで玄関の印象がガラッと変わります。

4.ベンチ付き収納
ちょっと腰掛けてブーツを履いたり、買い物してきた荷物を置いたりできるので人気上昇中です。

5.玄関脇のコートかけ
玄関のコートかけが非常に便利です。
コートスタンドを置くようなスペースがない場合は、壁にパイプやフックを設置するだけでも便利になります。
デッドスペース・中二階収納
デッドスペースや中二階の活用が収納量を増やす鍵となります。

家にも本来使わない空間が多く存在します。
デッドスペースを見逃さない
ロフト 屋根裏収納
その他収納アイデア
階段下収納 床下収納 畳下収納
空間を生み出す中二階の収納

中二階収納
天井の高さ1.4m未満の収納で、大収納空間が確保できます。
メリット、デメリットも知っておくべきポイントです。

- 容積率を超える広い家が建てられます。
- 天井高1.4m未満の空間んお固定資産税はかかりません。
- 1階と2階の間に設ければ、隣の家と、2階の高さが変わり、目線が合わなくなります。

- 通常より、100〜200万円のコストアップになります。
- 天井が低いため、大きい荷物が運びづらい収納です。
- 家の中に階段が増えます。
本当に必要か見極めることが重要です。