家はいくらで建つの?
By web-writer • 5月 25th, 2010 • Category: 住宅建築について家はいくらで建つの?
「家を建てるのには幾ら必要か」 これは多くのお客様がまず疑問に思われることです。ここでは、あくまでも弊社の場合を例にとり、その大まかな流れをご説明いたします。
家が建つまでの3種類のコスト
弊社事例の場合、家を建てる時のコストを次のように3つに分類して考えることができます。
- 建築本体価格
建物そのもののコストです。 - 付帯工事
建物を建てるために必要となる、建物以外に関する工事にもコストがかかります。 - 手続き諸費用
不動産取得や登記、銀行ローンの手続きなど、様々な契約関係のコストです
以降では、それぞれについて詳しく触れていきます。
建築本体価格
家のそのもの値段はどのようにして決まるのでしょうか。以下、オール電化グラフォートECOをサンプルにして、弊社の事例でご説明いたします。
床面積 × 坪単価 で基礎になる価格の算出
坪単価表を参照し、床面積 × 坪単価 を求めます。
本サンプル案件では、1階22坪、2階18坪ですので、合わせて40坪。
グラフォートECOは40坪の場合の坪単価は33.5万円。
サンプル:床面積40(坪) × 坪単価33.5(万円) = 1,340万円-(1)
※間仕切り(壁)の長さが標準数量を越える場合は、オプション計算となります。
平屋割増(追加)屋根と基礎分
本サンプル案件では、1階のほうが2階よりも広く、平屋としてはみ出している部分があります。
平屋割増表を参照し、平屋部分を求めます。本サンプルでは4坪分が平屋としてはみ出していると考えます。
〈平屋割増表〉
| 1坪 | 2坪 | 3坪 | 4坪 | 5坪 | 6坪 | 7坪 | 8坪 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20万円 | 25万円 | 30万円 | 35万円 | 40万円 | 45万円 | 50万円 | 55万円 |
サッシ数量
基準値を越えるサッシ(窓)の数を求めます。
建具数量表を参照しすると、40坪の場合は16個までのサッシが坪単価に織り込み済みです。
〈建具数量表-アルミサッシ〉
| 25~30坪 |
31~35坪 |
36~40坪 |
41~45坪 | 46~50坪 | 51~55坪 | 56~60坪 | 61~65坪 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14個 | 15個 | 16個 | 17個 | 20個 | 21個 | 24個 | 25(27)個 |
しかし、本サンプル案件ではサッシの数が17ありますので、1つ分のオプションが必要になります。 (※ サッシ9番は1階2階吹き抜けの一枚サッシです。 )
サッシの追加オプション価格は1つあたり5.5万円となっていますので…。
サンプル:オプション扱いのサッシ1個追加 価格 5.5万円 -(3)
建具数量
基準値を越える内部扉の数を求めます。
建具数量表を参照しすると、40坪の場合は11個までの内部扉が坪単価に織り込み済みです。
〈建具数量表-木製建具〉
| 25~30坪 |
31~35坪 |
36~40坪 |
41~45坪 | 46~50坪 | 51~55坪 | 56~60坪 | 61~65坪 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9箇所 | 10箇所 | 11箇所 | 11箇所 | 14箇所 | 15箇所 | 17箇所 | 19(20)箇所 |
しかし、本サンプル案件では内部扉の数が12ありますので、1つ分のオプションが必要になります。
サンプル:オプション扱い内部扉(建具)1個追加 価格 4.5万円 -(4)
建築本体価格の算出
床面積×坪単価、平屋割増、サッシ数量、建具数量の4つの項目が出揃いました。これらの合計が建物そのものの値段、建築本体価格ということになります。
サンプル建築本体価格
床面積×坪単価(1):1,340万円 + 平屋割増(2):35万円 + サッシ数量(3):5.5万円 + 建具数量(4):4.5万円 = 1,385万円
付帯工事
建物本体の建築以外にも、関連設備等の工事が付帯工事です。これらの工事は建築に際して必ず必要となります。
付帯工事の大まかな金額の目安は80万円~130万円くらいです。
以下ではその詳細について触れていきます。
仮設工事(電気・水道・トイレ)
工事に必要な工具類への電力供給のための仮説電線の引込や、作業のための足場の設置、水道やトイレなどの仮設工事のことです。
〈仮設工事費用目安表〉
| 30坪 |
40坪 |
50坪 |
60坪 |
|---|---|---|---|
| 135,000円 (1坪あたり4,500円) |
160,000円 (1坪あたり4,000円) |
175,000円 (1坪あたり3,500円) |
180,000円 (1坪あたり3,000円) |
調査・申請費用
以下のような物が必須です。
- 敷地調査費
工事内容の計画を行うために必要な地質調査です。一律 5万円。 - 設計・確認・現場検査・浄化槽等申請費
自治体などへの申請手続き費用です。 一般 28万円 / 青森市 32万円。 - 合併浄化槽・設置
5人槽 27万円 / 7人槽 30万円。
屋外排水工事
下水や雨水の排水を行うための工事です。一律30万円。
電気外線引込工事
電気の線を補強固定するために敷地内にコンクリート柱を建てる工事です。特に大きな電力線を引き込むオール電化住宅では必須アイテムです。20万円。
給水宅地引込工事
本管から宅地内へと水道を引き込むための配管工事です。敷地前 19万円 / 青森市 23万円。
また、青森市の場合は別途「水道局計画書」の作成費用として4万円。
灯油タンク、オートリフター
灯油を各部屋へ油送するための配管システムです。一式 18万円。(ただし灯油コックは5ヶ所まで)
その他
- 仮住まい用の工事
必要な場合、その工事費が別途必要になります。 - 省令準耐火仕様
この施工を行うと、火災保険料が半額以下になる優待適用になります。 坪あたり7千円。
詳細>> 省令準耐火仕様について - 庇・軒の出
庇や軒の出はオプションで追加できます。455mmあたり7千円。 - 解体費用
目安として一坪あたり18,000円~22,000円
手続き諸費用(銀行関係など)
ここでは、手続申請などに必要となるコストについて述べます。
関連した話題が [社長が答えるQ&A] コーナーにもございますので、是非、ご参照ください。
以下では詳細について触れていきますが、地域や金融機関によって異なりますので、あくまでも目安です。
融資保証料
保証協会に 支払う保証料のことです。
ローン借入金額は、お勤めの会社の規模や勤続年数によって変わります。
土地関係
- 土地・移転登記費用 10万円
- 不動産取得税 10万円
- その他、契約印紙代、仲介手数料等
建物関係
- 契約印紙 1.5万円
- 建物登記料 13万円
- 水道加入金 12.6万円(目安です。自治体により差があります)
銀行関係
- 銀行諸経費・契約印紙 2.04万円
- 融資手数料(税込) 3.15万円
- 抵当権設定・登記費用 15万円
- その他、火災保険料等
ご参考>> 省令準耐火仕様について
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